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学習配分

Analysis
何をどのぐらい学ぶか

ルールを学び、ゲームを始め、さて次は何から学んでいけば良いのかと初心者のころは思います。
学習順序は人それぞれですが、今回は学習順序ではなく、学習配分についてです。

つまり、オープニング、タクティクス、ストラテジー、エンドゲームなど
どれくらいの割合で学んでいけば良いのか。

下記の記事を拝見して、思うことがありましたので記事にしました。
The Chess Improvement Formula
https://lichess.org/@/NoelStuder/blog/the-chess-improvement-formula/7tFJ4qSy

上記の記事による学習配分は
1. エンドゲーム、オープニング、ストラテジー
2. ゲームをプレイ、ゲームの見直し(分析)
3. タクティクス

1 2 3 をそれぞれ三分の一ずつ行う学習配分です。
タクティクスの配分が大きいですね。

1つの参考ですが、ためになります。
さて、実際自分の学習配分はどうなっているか、確認してみると。
ゲームをプレイ 80%
タクティクス 10%
ゲームの見直し 10%

だいたいですが、現在はこのような状況です。
年齢的にレイティングは今以上 上がらないと思ってましたが、学習配分の状況を見れば、それがレイティングが上昇しない原因に思えました。

ゲームの見直しは改善に役立ちますが、ゲームをしている方が楽なため
最近はあまり行っておらず、定跡の確認や、気になった局面を確認する程度。

何を学ぶかも大事ですが、上達しないなと思っていたら
学習配分を確認してみるのも良いかも知れません。

初心者や初級者の方は学習配分よりも基礎的な内容を順に学んでいった方が良いです。
どの順で学んでいくかは人それぞれですが、私は次の順をオススメします。

1手2手メイト問題
基礎的なタクティクス問題
オープニング定跡を少しずつ覚える
基礎的なエンドゲーム
ゲームの見直しをする
基礎的なストラテジーは中級者以上になってからで大丈夫です※
※ lichess で Rapid rating 1800 以上(参考)